思う事

青色だったと気付く

僕たちがお互いにいてもいなくてもいい存在でしかないという事実は、当然のことだって受け入れている。そんな関係は、或いは少し淡白なのかも知れない。いつだって世界は僕抜きで旋回している。そんな風に感じてしまうのは、目の前のこの人も、この人を含む…

或いは眠りながらのようにして

表象から別の表象へ。有用性なのか、それとも芸術的な、あるいは神秘的な、目的は分からない。だけど僕らは何かを望み、何かから望まれるだろう。そして裏切られるのだ。僕たち自身が表象の一部なのだという事実によって。僕たちの内で何かは存続し、何かは…

曇り空の系譜

青く透明な空に、もくもくとした遮蔽物が浮いている、というイメージが重苦しさを余計に連想させていると思う。僕は白くて清潔だから好きだけどな、曇り空。 そういえば「色彩家は曇天の下でも美しい画面を完成させなければならない」なんて事をドラクロワが…

逆さまだったら台無しだ

自分の言葉なんてものを僕は軽々しく信用してないけれど、教養や一般論が、教養や一般論として浮いて見える文章を読みたくない。需要はあると思っているけれど、消化されていない知識は、なんだか気恥ずかしくなる。僕は妥当な結論なんて信じない。理屈と情…

自殺を正当化する夢ばかりみてた

堅苦しい事ばかり考えて狭苦しい知性が嫌になったから、どうにかしたいと思っている。でも僕より遥かにずっと賢い人でも、良く見ていると、その人に固有の苦くて苦しい一貫性の部分では、僕と同じくらい狭苦しいんじゃないかと思えてきて、少しだけ安心して…

蓋然性とか

知識の説明や概念の整理をわざわざ自分で言語化しようという気力がさっぱり湧かない。好きな本とかアニメとか音楽について熱く語るのも何だか面倒くさい。理想としては、もっとメタフォリカルなイメージで一気に全体を分かった気になりたいのだけど。きっと…

存在しない風

春の風の柔らかい悲痛さ。別に感傷的になるつもりはないけれど、感傷の方は勿論そんな事は気にせず僕の体腔に侵入し、具体的な記憶を想起させるのではなく、匿名の記憶の反映となって嗅覚の奥で風景を広げる。 言葉の消滅。沈黙。世界との接点をどこに求めれ…

みんな夢

かなり虚しいので何も思わない。自分の単調さにうんざりしている。どうせ何も出来やしないという不安。自分が過ちを犯しているという不安。同じ不安が繰り返されるが、何も感じていない事。絶望や目的を感じない事。自分自身の言葉が誰の役にも立たず、世間…

希死

凡ゆる感覚に希死念慮が広がる。嫌悪感と無関心を振り子の様に往復する日。自然も、様々な創作物も、異性の存在も、洗練されたデザインも、何も美しいと思わない。だってそれは感覚の無意味な羅列に過ぎない。地に根を持たず、宙を彷徨っている浮ついた文脈…

焦点

『問題の意見が食い違う人はむしろ奇跡的に気が合う人と思い喜ぶべきで、大抵は問題の焦点が合わなくて、こちらは殆どの場合どうしようもない』という、思ったより遥かに簡潔な表現に出会い、拍子抜けしてしまったという事が先日あった。というのは、殆どの…

顔を失った

この文章は以前色んな意味でとても疲れていた時に書き留めていたメモを纏めたものです。 再び世界がネバつき始める。その理由が僕には分からない。一種の神経症なのだろうか。確かに極度に神経質になっているのを感じる。目に付くものが尖り、色彩は煩く、直…